当院では、各種予防接種を実施しております。 尚、予防接種は通常の診療時間で対応しておりますが、予防接種の種類によっては在庫がないものもありますので事前にお電話(03-6383-5111)にて、お問い合わせくださいますようお願いいたします。予防接種について、気になる点やご不明な点などがございましたら、予防接種を受けられる前に、医師や看護師にお気軽にご相談ください。
1針を刺す時の痛み
2液を入れる時の痛み
3針を抜く時の痛み
お子さまへの注射に慣れた当院の院長は、これらのポイントに細心の注意を払い、痛みを軽減できるよう努めています。実は予防接種の痛みは、皮膚をボールペンで押した時とほとんど変わらない程度といわれています。お子さまにとって、注射は痛いものという先入観があったり、赤ちゃんの頃に感じた恐怖の記憶がよみがえったり、それに伴って痛みも感じてしまうというのが実情です。即ち、お子さまの注意をうまくそらしながら、そっと注射をしてしまうタイミングが、痛みを軽減できる予防接種のポイントだと思います。
インフルエンザは、一般的な風邪症状と異なり、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強く、併せて、喉の痛みや鼻汁などの症状も見られます。 インフルエンザ予防の基本は、ワクチン接種を受けることで、インフルエンザにかかってしまった場合の重症化防止の方法としても有効とされています。
当院では、地域の皆さまの健康を守るため、以下のような予防接種を行っております。
※接種スケジュールについては医師にご相談ください。
1明らかに熱のある方。(通常は、37.5℃以上を指します。)
2重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方。急性の病気の経過が分からなくなる可能性があるため、その日の接種は見合わせるのが原則です。
3今回受ける予定の予防接種に含まれる成分によって、アナフィラキシーを起こしたことが明らかな方。アナフィラキシーとは、通常、予防接種後約30分以内に起こるひどいアレルギー反応のことです。発汗、顔が急に腫れる、全身にひどい蕁麻疹が出る、吐き気、嘔吐、声が出にくい、息が苦しい等の症状に続き、血圧が下がっていく激しい全身反応です。
4その他、医師が不適当な状態と判断した場合。
5ポリオ、麻疹、風疹の予防接種については、妊娠していることが明らかな方。
6過去1ヶ月以内に麻疹、風疹、おたふく風邪、水痘、ポリオなどにかかったか、予防接種を受けた方。
1心臓病、腎臓病、肝臓や血液、その他慢性の重篤な病気で治療を受けている方。免疫不全状態にある方。特に、重篤な心不全、呼吸不全、副腎皮質ホルモンや免疫抑制剤を服用中の方、悪性腫瘍で、抗がん剤や放射線治療中の方。
2過去の予防接種で、2日以内に発熱または全身の発疹などアレルギー症状を疑う症状が出現した方。
3過去にけいれんの既往歴のある方。
4過去に免疫不全または免疫異常を指摘されたことがある方。
5接種しようとする予防接種の成分に、アレルギーがあるといわれたことがある方。
注射部位が、赤くなったり、腫れたり、痛んだりすることがありますが、通常2~3日のうちに治ります。また、軽度の発熱やだるさ、寒気などがある場合も通常2~3日で治ります。いずれにしても、気になる症状などがございましたら、ご遠慮なく医師や看護師にご相談ください。